いとう外科内科クリニック *
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 平成の天皇陛下が平成31年4月30日に退位され、新たに皇太子徳仁親王殿下が5月1日午前0時に、第126代天皇に即位されました。 
 これに先立つ4月1日に決定された新元号「令和」は、「万葉集」から引用されました。元号では初めて、日本の古書(国書)が出典となりました。
 
昨年も印象に残るニュースが色々ありました。
 まずは、ラグビー・ワールドカップでしょう。 アジア発開催となるラグビー・ワールドカップ日本大会が9月20に開幕しました。日本代表は、グループリーグA組を1位で突破し、初のベスト8入りを果たしました。初戦のロシア代表戦は、緊張からかはじめはミスが多く苦戦しましたが、次第に落ち着きを取り戻し快勝しました。次戦では当時の世界ランキング2位の強豪アイルランド代表と対戦し、福岡堅樹のトライなどで試合終盤に見事逆転勝ちしました。そして、決勝トーナメント進出がかかった大一番 グループリーグ最終戦では、前回大会で敗れた因縁の相手スコットランド代表に、福岡と松島幸太郎の“ダブル フェラーリ”などがトライを重ね、終盤の相手の猛攻も魂の“ダブル タックル”などで振り切りました。
 準々決勝では、優勝した南アフリカ代表に敗れはしましたが、主将のリーチマイケルを中心とした「桜の戦士」の戦いぶりに、日本中が熱狂しました。チームスローガンの「ONE TEAM(ワンチーム)」は、年末の新語・流行語大賞にも選ばれました。
 また大会を通じ、各地の滞在先で参加国の選手をボランティアが笑顔でもてなしたり、出場チームの国歌や代表歌を一緒に歌って応援したり、台風の被害にあった会場の整備に夜を徹して尽力するなど、ホスト国としての振る舞いも注目を集めました。

 自然科学の分野では、10月9日にスウェーデン王立科学アカデミーが、2019年のノーベル化学賞を、リチウムイオン電池を開発した旭化成の吉野彰・名誉フェローら3人に贈ると発表しました。リチウムイオン電池の発明はスマートフォンなどモバイル・IT機器や電気自動車の普及などにつながっており、化石燃料に頼らない社会の実現に向けた貢献が評価されました。日本のノーベル賞受賞者27人目で、化学賞では8人目となりました。

 12月に入り悲しいニュースもありました。
 アフガニスタンを支援する民間活動団体(NGO)「ペシャワールの会」の現地代表で医師の中村哲さんが、12月4日午前7時頃、アフガニスタン東部のジャララバードから約25km離れた灌漑作業の現場に向かう途中、武装集団に銃撃され亡くなりました。73歳でした。中村さんは1984年からパキスタンでハンセン病などの医療支援に従事し、2000年にアフガニスタンで起きた大干ばつを機に活動の場を移し、「飢えや渇きは薬では治せない。100の診療所よりも1本の用水路が必要だ」として、水利事業や農業支援に力を注いできました。
その活動は国際的に評価され、2003年には「アジアのノーベル賞」ともいわれるフィリピンのマグサイサイ賞を受賞され、2018年にはアフガニスタン政府から国家勲章も贈られました。
「現地は危険だといわれるが、いくら武器を持っていても安全にはなりません。現地の人たちに信頼してもらうことが大切です」と話されていたそうです。 12月11日に行われた合同葬儀には、1300人を超える人々が弔問に訪れ、死を悼みました。中村氏の遺骨は分骨され、生涯をかけて復興に尽くしたアフガニスタンの地に埋葬されるといいます。

 年末には、「男はつらいよ」の“最新作”「お帰り 寅さん」(山田洋次監督)が公開されました。何を隠そう わたくし「男はつらいよ」の大ファンです。
「男はつらいよ」は、渥美清さんが演じる寅さんこと車寅次郎の放浪と恋の物語ですが、1作目の「男はつらいよ」からちょうど50周年の50作目です。
かつて、さくら(倍賞千恵子)の息子の満男(吉岡秀隆)が
「人間は、なんのために生きているのかな」
と聞いたときに、寅さんはこう答えました。
「 『ああ、生まれてきてよかった』 そう思うことが何べんかあるだろう? 人間、そのために生きてんじゃねえのかな」
新作は、過去の映像からえり抜いた寅さんの言葉で満ちています。
山田洋次監督は、「渥美清がこの映画を見たら、『おれ、びっくりしたよ』というんでしょうね。ここにいないのは残念ですが、一緒に作ったという思いです」と語られました。

 『禍福はあざなえる縄の如し』とも申します。令和2年が皆様にとってより良い年になりますよう心から願っております。
 いとう外科内科クリニックは、ここ平川市に密着した医療を目指してまいりますので、今後とも御指導御鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

 2020年1月



              いとう外科内科クリニック
                       伊藤博之